<夢実現のための行動計画>
夢実現テクニックとして、明確なビジョンを描くことは、実現への第一歩であり大きな力ですが、それだけでは十分であると言えません。ビジョン化だけで、時には、実現するかもしれませんが、やはり、人格形成を伴う夢実現のためには、努力、行動することが必要です。
行動することの重要性は、トニー・ロビンスなどのコーチング・コンサルタントや、実際に成功したセレブの方々が口にすることです。Visualize your dream and make it happen. Just do it!夢を描くだけではなく、行動せよと言われるのです。しかし、多くの人々が、どう行動すればわからず、行動できないでいます。しかし、むやみに行動しても、結果は現れません。無駄な努力ということです。
まず、最初にすべきは、行動計画の作成です。簡単に言えば、どのような行動をすれば、夢を実現できるかを考えることです。しかし、通常、夢はまだ実現していないからこそ夢であり、実現したことのない人間がチャレンジするのですから、そう簡単にはいきません。通常はトライアンドエラーを繰り返すものです。彼のエジソンですら、最適な電灯用フィラメントを作成するまで、1万を超える実験をしたのですから。しかし、すでにあなたの描いている夢を実現している人がいるとしたらどうでしょう?例えば、ミリオネヤーになりたいという夢でしたら、世の中には数多く存在しますし、成功物語もその数だけ出版されているでしょう。まずは、先行者の情報をできる限り集めることです。できれば、実際の先人の指導を受けることができれば、夢実現の大きな力になるでしょう。メンターと呼ばれる存在を見つけ、師事することができれば、夢は実現に大きき近づいていると言えます。
日本の伝統工芸など、あるいは、音楽、芸術などは、どのメンターに師事するかしないかで、結果も変わってくるでしょう。よく事前に調査し、自分に合ったメンターを探し出してください。
インターネットビジネスでは多くの人々が一獲千金を求めて、ノウハウや商材を求め続けます。しかし、彼らの中で、成功を得るのはごくわずかです。たとえ、再現率100%をうたったものでも、実際に利益が出ないのが大多数です。そんな中で、成功している人たちは、すでに成功しているネットビジネスの巨匠たちに師事する人達です。結果を得るためには、メンターについて努力することが大切です。素直に行動できる人は夢を実現します。しかし、メンターの言うことを100%受け取らず、自分なりに始めてしまうと、失敗することが多くなります。メンターに師事したら、素直に従って行動するということが大切なようです。
いままで、誰もが実現したことのないような夢であれば、実現のアイデアを創造するしかありません。ブレーンストーミングで、多くの人のアイデアを借りることもよいし、自らの知恵を絞って考え抜くこともできます。とにかく行動レベルに降ろせる実行計画を作ることが最優先です。
「一流の達成力」(原田隆史・フォレスト出版)にあるオープンウィンドウ64という手法は秀逸です。これは、マンダラのような目標を達成するためのシートです。8かける8のマスの中心に叶えたい目標を書き、それを叶えるための手段を周りの枠に書き込んでいく方法です。そうすることによってやるべきことが具体化され、顕在化されてくるのです。日本ハムの大谷投手が高校生時代に活用したことで有名です。
この行動計画を立てるにあたって、最後に伝えておきたいのは、行動を習慣化することです。人間の意志の力は、強いようで、長続きしないのも真実です。そんな場合、行動を意志の力ではなく、習慣の力で実行することです。朝起きて、歯を磨き、顔を洗うことくらいは何ら困難を感じないでしょう。習慣化させ、時に、反省し、行動が実際に夢に近づいているかをチェックし、夢実現に向けて修正していくのです。この習慣化に成功したら、その行動はあなたの人格となって構築されていくのです。